離婚調停のメリットとデメリット

1.離婚調停に進む原因

婚姻関係が破たんし、これ以上関係修復の目途は立たないとなったら、離婚を選択することになるでしょう。離婚には、離婚協議、離婚調停、裁判離婚や審判離婚があります。日本では、協議離婚がとても多くなっています。協議離婚の場合、双方が納得して離婚届を提出すればそれで終わりですが、話し合いをしても全くまとまらないなら離婚調停へ進むことになります。離婚調停にはメリットとデメリットがあり、それを事前に知っておくと話は進めやすいでしょう。

2.離婚調停のメリット

離婚調停で得られるメリットは、冷静になって話し合いができることです。相手とは別室で、調停委員と個別に話し合います。相手と顔を合わすことはないので、感情的になることはあまりありません。また、調停を行うには申立書を提出するのですが、誰にでも書けるような簡単な書類です。簡単に手続きできるのもメリットの一つです。調停が終わったら調停調書を作成しますが、これは公正証書や裁判の判決と同じように、強制執行ができる効力を持っています。

3.離婚調停のデメリット

離婚調停のデメリットは、解決までに時間がかかることです。調停の開催は月に1度くらいで、それが何度か繰り返されます。早くて数か月、長いと1年くらい解決までかかることがあります。基本的に平日の昼間に行われるので、そのたびに仕事を休まなければならないなどの問題があります。